2006年10月8日に開催しました「第3回ゆうメイト全国交流会」に参加されたゆうメイトからの感想・意見が寄せられています。
その他の参加者の皆さんからの感想等もお寄せ下さい。

《九州から参加のゆうメイト》

大阪の感想は・・・交流会がなかなか濃かったですね。
全国じゃ労働条件があからさまにひどいことになってますね。
まだまだ自分たちは恵まれてました・・・
たくさんの人と交流できて楽しかったです。
自分の方も皆さんと話があまりできなかったもんなんで・・・。
もっと話しとけばよかったなと思いました。


《東海地方からの参加のゆうメイト》

集配特定局の再編で新システムに移行中です
来年3月で小包委託を廃止して4月から2ネットに移行するという噂もあり
他地域の情報をこれからの活動に生かせれば(?)と思います


《岡山から参加のゆうメイト》

 私は現在ゆうメイトとして外務業務に従事しています。郵政民営化関連法案が国会で可決され、2007年10月の「民営化」に向け、ゆうメイトを取り巻く労働環境の悪化に危機感を感じています。「この状況悪化は私だけなのか?」これを確認しようと思ったことが全国交流会参加の動機です。
 東京から長崎まで郵便局業務に従事されている方々の労働環境の現状を聞かせていただき、各地ともあまりいい労働環境ではないことが分かりました。バブル崩壊時に民間企業で起こったような潮流が全国的な流れのようです。
 例えば、恒常的業務にも関わらず低賃金であること。「日々雇用制度」による雇用の不安定化。新たなスキル評価制度導入による能力評価中立性の崩壊。管理者・常勤職員と非常勤職員との職務上不要な摩擦など、挙げだすとキリがありません。職場での「不満」を挙げればキリがありません。どこの事業所・役所においても何らかの「不満」や「不安」は存在することが普通だからです。しかし、郵便局に従事する非常勤職員が民間企業や他の役所の非常勤職員と比較した場合、決定的に違うところがあります。それは、「継続的雇用が保証されていない」ことです。民間企業では、永く勤務し職務スキルが高い非常勤職員には「正社員雇用への道」が開けてきます。また役所では例外を除いて大抵の場合、数ヶ月から1年の雇用が保証されています。「雇用の安定的保証」は働く者にとって、「ごく当たり前」でなければならないと思います。
最近、郵便局ではCS(顧客満足度)上昇を図るために様々な業務研修が行われます。これまでの郵便局は、「お役所的である」との世間からの指摘に対する改善なのでしょう。お客様に対する接し方や業務に関する知識を身に付けることは、「尊いこと」であると同時に「当然のこと」であると思います。郵便局をご利用いただくお客様に気持ちよく帰ってもらうことは、常勤職員・非常勤職員を含む全職員の願いであり、そのためにスキルを上げることは必達目標であると思います。しかし、CS上昇に重点を置き過ぎるあまり、媚びへつらうことなどによる弊害も顕著になってきている現実がそこにあります。
私が以前読んだ本の一文に「ES(従業員満足度)なくしてCS(顧客満足度)なし」というのがありました。これこそが「未来志向の郵便局」の目指す姿ではないでしょうか?また、最近民間企業などでは当然とされるCSR(企業の社会的責任)を果たすことも、今後の郵便局には必要となってくるでしょう。CSRとは「企業の持続的発展を図るために財務状況や経営の透明性を図り、顧客へのプラスのイメージを打ち出すことで(顧客へ)信頼や安心感を与えること」であるとされています。郵便局ができるCSRとは何でしょうか?私は「本当の無駄を省きつつESを上昇させ、安定的雇用を図ることにより地域と一体化すること」であると思います。地域に住まれている方々を安定的に雇用することは、それだけで郵便局の「地域社会貢献」であり、同時に郵便局の「サポーター」を増やしていける絶好のチャンスであると思うからです。
郵便局の業務はマンパワー無しに成立しません。コストがかかるという点はありますが、公共性が高い仕事が利益だけを追求することには疑問を感じます。今後は民間企業の猿真似ではなく、本当の意味での「未来志向の郵便局」を期待せずにはいられません。


《大阪から参加のゆうメイト》

吹田の駅を出て暫く歩く。
会場へ向かう道すがら様々なことを考える。

今年はどれだけの方とお会いできるか。
毎年会う皆さんとは今年もお会いできるか。
・・・・・・。
少し早く会場に到着。
毎年お会いする”常連”の方々にご挨拶して開会を待つ。

1年間の取り組み発表の後、
Iさんによる学習講演を聞く。
我々”ゆうメイト”は格差社会の最前線に居ると言っても過言ではない生活を強いられて、この傾向は民営化後はさらに強くなる、という話を聞くと益々、自分の将来に絶望してしまいそうになる。
Iさんの「キャリアスタッフ」の取得資格をAランク取得者全員に与えよ、という意見には大いに賛成する。

続いて全国のゆうメイトからのリレートークに私も参加させていただいた。
が、私の職場はまだまだ”甘い”というか、一緒に発表させて頂いた静岡の方に言わせれば「貴方の職場が羨ましいよ」という言葉が最も印象に残った。
(他所はそれだけ厳しいという証拠ではあるが・・・。)

さらに特別報告という事で
豊中局の松本さん裁判のお話、国情研の勝利判決のお話、神奈川の被災ゆうメイトさんのお話を伺い、第3回交流会アピールを採択して閉幕となった。

そして”お待ちかね”司会の岡山のIさん(?)の司会進行による親睦交流会!(コレのために参加している?) A^_^;)アセアセ

自己紹介では「1人一言」という”お約束”を酒の勢い(?)で暴走させる日と多数!(笑)私の順番は最後。
マイクが廻ってきた途端「みんな!飲んでるかぁ!」と絶叫してしまいました・・・。(スミマセン・・・)(^^;;

この後、”爆笑!豊中新喜劇(?)Vol 2”でさらに大笑い。でもこの手のお話は全国何処にでも有るお話。うちの局にもこういう話が何れ来るのかと思うと寂しい限りである。
(なんでも、この寸劇、今年のレイバーフェスタでDVD販売するとか?ホンマかいな?)

そして、歌の後、閉会宣言でお開きとなった。

(私は2次会に参加しましたが、宴会ではなく”拷問”に感じました・・・。)(料理多すぎ・・・)(^^;;

総評としては
100人ほどの仲間が集まったとの事なので成功であると感じる。

では
又、来年。何処で開催するかは知らないが、皆にお会い出来る事を楽しみにしつつ・
・・。
では


《広島から参加のゆうメイト》

「私は今回初めて参加させていただいたのですが、いろんな方々の話を聞いて、「自分以外にも
苦しい立場に立たされている人がこんなにもいるんだ」というのを改めて実感しました。
民営化まであと1年弱ですが、おかしい所は「おかしい!」と、精一杯声をあげて闘っていきたい。」


《広島から参加のゆうメイト》

交流会では大変お世話になりました。
昨年とは全く違い 中身が濃く とても充実してたと思います。
局代表のリレートークは良かったです。
自己紹介が本当に好きですよね。
集会の度に自己紹介 もう勘弁してよ と思います。
まぁこれは個人的な思いですが・・・
第二部で前に出て発表した者にも再度自己紹介 その人達を除けば一度も発言できな
かった人達にもう少し時間をあげられたのではないでしょうか。
最後は‘時間がないから名前だけ・・・’これはとても失礼な事で、
せっかく来ていただいたのに 申し訳ないと思いました。
色々な方とお話しする時間がもっと欲しかったのですが 時間が限られてるから仕方
ないのでしょうね。
和田さんのお話(紹介)は 第一部でお願いするべきだったと思います。
ワイワイガヤガヤ 和田さんのお話に耳を傾けていた人は少なかったように見えまし
た。
和田さん 不愉快な思いをされたのではないでしょうか。
HPにコメントがこないようですが やはり 取り敢えず簡単なアンケートをその場
で提出してもらうべきだったと思います。パソコンを持ってない人意外にいましたし 
思いを文章に出来ない人もいると思います。
次回は民営化前の9月の予定のようですが
春先に臨時交流会を開くべきだと思うのですが・・・・

まとまりのない感想で申し訳ございません。
宜しくお願い致します。


《兵庫から参加のゆうメイト》

2回目の参加です。
ゆうメイトとして、しんどいこともありますが、多くのゆうメイトの仲間の皆さんが、全国でがんばっておられるのを聞いて、元気づけられました。


《長崎から参加のゆうメイト》

今回の全国ゆうメイト交流会の感想です
一口にゆうメイトと言っても本当にさまざまな人がいました。
自分は外務ですがJPSの無理な方針にうんざりしています。
他局では超勤しなければ配達完了できないような設定をされてる配達区で「超勤して
いる」ということを理由に賃金の引き下げをされているという話を聞きました。
他人事じゃなかったです。
毎日の物数のみで超勤がいる、いらない、計画配達しろとか。
かといってそのとうりにしたらしわ寄せはもちろん後日にきます。
残っている事故や計画配達した分はデータに入っていない。
時間内に終わらない。悪循環ですよね。
私も正直仕事がさばける方ではないので全国の仲間の話を聞いていつ賃金が下げられ
るか不安です。
あと営業にノルマを課しているというのも論外だと思います。
ノルマを達成しないと時給が上がらないとか下げるとか。
私たちは郵便局から物を買うために働いているんじゃなく生活するために働いていま
す。
調子がいいときだけ「ゆうメイトは補助」みたいなことをいって実際は「本務者と同
じ」仕事内容を私たちはこなしています。
正規職員とは賃金、休日、有給に大きな格差があります。
でもこのことに関してしょうがないかと思っていてはいけないと思いました。
言葉が乱暴ですが戦わないと上の人間はつけあがります。
もっと、上の人に言葉を言う必要があるということが皆さんと交流して必要だと思い
ました。
全国には自分たちが置かれているよりももっと過酷な労働条件を課されている仲間が
たくさんいます。
自分だけきついのではなくみなさん職場では大変な思いをしています。
今回交流会に参加して思ったことは長崎中央はまだ恵まれています。
しかし、恵まれているといっても不満がないわけではありません。
この不満を解消していくために私たちは戦うことが必要と改めて思いました。
今回参加させていただきありがとうございました。


《岡山から参加のゆうメイト》

第三回ゆうメイト全国交流会に参加して

 私にとって今回で3回目になる参加で、全国のゆうメイトさん達と気軽に声を交わすことができるようになり、ゆうメイトの輪が広がっていると実感しました。

 はじめに、稲岡さんによる民営分社化とゆうメイトの未来に関する講義では、わたしが思っている以上に深刻で、来年の10月以降の雇用に関して、完全な雇用継続が補償されていないことなど大まかには知っていたが、具体的な説明を聴くのは初めてだったので大変勉強になりました。

 リレー・スピーチでは、自分達の局では考えられないゆうメイトは局に通勤用のバイクを止めさせてもらえないなど、全国のゆうメイトの悩みを肌で感じることができ大変盛り上がったと思います。来年もぜひやってもらいたいです。

 私が今回参加して一番共感を感じたのが、神奈川被災ゆうメイト事件とたたかいの報告の話です。私も配達の帰りに交通事故に遭遇して、その後の局の対応で大変つらい思いをしたことがあり、すごく重なる思いがありました。当時、事故後の対応について一人で悩んでいた時、組合の人に助けて頂いたことがあり、その人が最後に言っていた「一人で悩まないで」という言葉が印象でした。(白太郎)